光回線

【2ヶ所からの請求!?】光回線の違約金について。各社違約金まとめ

2021年3月8日

皆さんは光回線を契約する時、何を基準に考えますか?

 

回線速度
月額料金の安さ
お得なキャンペーンの内容

 

このあたりが大きな決め手になると思います。

 

ただ意外と忘れがちで、今後「回線を乗り換えよう!」と思った時に、違約金による思いもよらない出費が発生してしまう場合があります。

 

契約内容によっては回線とプロバイダーの2ヶ所から請求されてしまうケースもあるので

今回は、そんな思いもよらない出費が発生しないよう、皆さんに光回線の違約金についてのまとめを紹介します。

 

こんな方におすすめ

  • 光回線の違約金がどれくらいなのか知りたい方
  • 各社違約金のまとめを知りたい方
  • 2ヶ所から請求されるケースを知りたい方
  • 違約金0円で回線を乗り換える方法を知りたい方


 

この記事を読めば、光回線の違約金に関する理解が深まり、回線を乗り換える際の失敗リスクを少しでも減らす為の参考になると思います。

 

 

2ヶ所から請求!? 光回線の違約金について

 

まず最初に違約金のまとめを紹介する前に、光回線の契約や違約金に関する内容を理解しておきましょう。

 

   

光回線を解約する際、違約金が発生するということを把握している方は多いかと思いますが、

契約ケースによっては違約金が2ヶ所から請求されるパターンがある

 

というところまで知っている方は意外と少ないかと思います。

 

ではなぜ光回線の違約金が2ヶ所から請求されてしまうのでしょう。

 

それはインターネットを使うためには、

回線を提供している【回線事業者】という所と、【プロバイダー】という所の2つと契約しなければならないからです。

 

 

回線事業者とは

インターネット接続に必要となる回線そのものを提供している事業者のこと。

・NTT西日本・東日本
・KDDI
・So-net

などが該当します。

プロバイダーとは

回線とインターネットを接続する事業者のこと。

・BIGLOBE
・GMOとくとくBB
・Yahoo! BB

など、全国にはたくさんのプロバイダーが存在します。

上のイラストを見てもらうとわかる通り、

インターネットの利用は、回線事業者から提供されている回線を、プロバイダー経由でインターネットに接続する。

 

という流れになっています。

 

このため、インターネットを利用するにはプロバイダー回線事業者の2つと契約しなければならないので、

解約の際も結果として2ヶ所から違約金の請求が来てしまう。

ということになるのです。

 

※ここで注意してほしいのが

インターネットを解約する際にはプロバイダーと回線、それぞれ両方とも自分で解約の申請をする。

というところです。

  

「解約申請を自分でするなんて当たり前では?」と思う方も多いかと思いますが、

確かにそうなんです、ただよくあるのが

 

回線は解約したけどプロバイダーの解約をしてなかった!

そのせいで解約したつもりの後もプロバイダーから利用料金を請求された!

 

なんて話はよく聞きます。

 

そのため回線を解約する際は、自分の契約内容を見直し、

プロバイダーと回線は別々で契約しているのか

それとも一体型で契約しているのか

 

というのをしっかり把握しておく必要があります。

 

 

今は【プロバイダー・回線】のセットが主流

ここまでは回線とプロバイダー、それぞれ別の役割を持っていることから

契約も解約もそれぞれで申請しないといけない。

 

というお話をしましたが、実は今時は

プロバイダーと回線の申請から解約までを1つの窓口で受け付ける方法が主流

になってきています。

 

たとえば日本で1番のシェア率を誇る、NTT西日本・東日本によるフレッツ光回線も

光コラボレーション】という形でプロバイダーと回線の窓口が1つになっているサービスを提供しています。

例えば
・ビッグローブ光
・ドコモ光
・ぷらら光

など

 

それ以外にも、光回線のサービスごとにあらかじめプロバイダーが決められている一体型というものもあります。

例えば
・NURO光・・・プロバイダーはSo-Net
・Softbank光・・・プロバイダーはYahoo!BB


 

などが一体型となります

 

このように契約から解約までの窓口が1つになっているサービスや、一体型の回線では

よりユーザーにとって仕組みがわかりやすくなり、トラブルの原因も減るので

 

違約金が2ヶ所から請求された!

といった失敗がなくなります。

 

今後回線の新規契約を考えているなら、光コラボや一体型の回線を選んだ方が

シンプルでわかりやすく、問い合わせ窓口も1つになっているので

混乱することはなくなると思います。

 

 

 

各社違約金まとめ【早見表】

 

ここまでの説明で光回線における違約金については理解していただけたと思います。

ではここで、プロバイダーと回線がセットになっているメジャーな光回線各社の違約金まとめを紹介します。

 

~違約金早見表~

回線名契約年数戸建て・マンション違約金
ビッグローブ光2年縛りなし10,450円
3年8,800円
ドコモ光2年戸建て14,300円
マンション8,800円
auひかり2年戸建て10,450円
マンション7,700円
3年戸建て16,500円
マンション
(戸建てのみ)
Softbank光2年戸建て10,450円
マンション
5年戸建て16,500円
マンション
(戸建てのみ)
ぷらら光※縛りなし※縛りなし※0円
nifty光2年縛りなし10,450円
3年22,000円
ocn光2年割戸建て2,640円
マンション1,320円
2年自動更新型割引縛りなし12,100円
NURO光2年縛りなし10,450円

(すべて税込み)

 

※ぷらら光に関して

ぷらら光の場合、基本的には違約金がかからないのですが、
契約時にキャッシュバックの特典を受け取っていると違約金が発生してしまいます。

パターン1・・フレッツ光からの乗り換えでぷらら光を開通し、キャッシュバックを受け取っていた場合、開通から2年以内の解約で11,000円(税込み)がかかります。

パターン2・・新規お申込みの方が【はじめて光サービス】によるキャッシュバックを受け取っていた場合、開通から3年以内の解約で38,500円(税込み)がかかります。



  

 

代表的な回線の違約金をまとめましたが、実際には違約金だけでなく

分割工事費の残債や、必要に応じての回線撤去費用なども追加でかかる場合があるので注意してください。

 

 

違約金を払わない方法がある!?

早見表を見ると、回線の違約金って思っていたよりも高いですよね?

それに、⇧でまとめた値段はあくまでも回線の違約金だけで、実際にはそれ以上かかってしまうこともあるので

そうなってしまった場合にはかなり痛い出費になってしまいます。

 

ただ、ちょっとした方法で違約金を0円にすることができます。

 

 

更新月に解約

 

たくさんある光回線では、契約の際に【何年プランか】というのが決められていることが多いです。

基本的には

≪2年契約≫
≪3年契約≫

が多いイメージですが、

新規開通から2年目・3年目などの節目に、契約内容に沿って自動で更新される場合がほとんどです。

 

その節目の月以外に解約を申請すると違約金が発生してしまうのですが、

逆に言うと、その自動更新が行われるタイミングに解約すれば

違約金を発生させることなく解約できます。 

  

これは契約している内容によりさまざまですが

中には5年契約があったり、そもそも特定の期間なく契約できる。といった場合もあります。

 

タイミングよく解約することが、違約金を発生させないポイントになります。

 

 

引っ越し先でも同じ回線にする

  

引っ越しの際に、今まで利用していた回線に特に不満がないのであれば

引っ越し先でも同じ回線を利用することで、違約金を払わなくてよくなる場合があります。

 

単純に新規契約と違い今まで使っていた回線の利用場所変更

のような形になるので、めんどうな新規契約手続きや解約、違約金などの発生をなくせます。 

 

ただし、引っ越し先に光回線が無い場合や工事が必要な場合では、改めて工事費用がかかるケースもあるので注意してください。

 

 

新規お申込み側のキャンペーンを利用する

回線を乗り換える際、新規契約先のサービスでお得なキャンペーンやキャッシュバック特典を受けることで

違約金の値段を実質0円にすることも可能です。

 

事業者やその時期の特典にもよりますが

全体的に解約にかかる違約金よりも、新規契約特典のキャッシュバック金額の方がかなり多いイメージがあります。

 

またキャッシュバック特典だけでなく、乗り換え時の違約金全額負担などを行っているところもあります。

 

ただ、回線ごとにさまざまな特典やキャンペーンが多すぎて

実際どこが1番おすすめなのか、初心者の方には難しい部分もたくさんあります。

 

そんな方のためにも、お得な特典や回線速度などを合わせて絶対におすすめできる回線5選をまとめた記事もありますので

気になった方はご覧ください。

【2021年最新版】光回線のおすすめ5選【マンション編】

続きを見る

 

 

まとめ

今回は回線の違約金についてまとめさせていただきました。

実際回線を契約する際は回線速度だったり

月額料金だったりキャンペーンの内容などが決め手になることが多いですが、解約することになったときに

「え、違約金こんなにかかるの!?」となる場合も多いです。

 

実際に筆者も、当時は違約金のことを全く考えていなかった時期があり、そのせいで予想以上の出費が発生してしまった経験があるので

今後は気を付けるようにしようと意識しています。

皆さんももし自分の回線の違約金について全く把握していないのなら

これをきっかけに1度確認してみましょう。

 

 

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