光回線

【重要な回線知識】VDSLって何?マンションには3つの配線方式がある

2021年2月24日

アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいて、回線の遅さが気になって原因を調べているとよくVDSLという言葉が出てきます。

 

今回は「VDSLってなに?」「回線が遅い原因を調べてみたけどVDSLという知らない言葉が出てきた」という方に向けて

 

VDSLとは何か
マンションに存在する3つの配線方式
自宅の配線方式の見分け方

 

についてイラストや写真付きで詳しく、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

    

この記事では回線にまつわる引っ越しの際のお部屋選びで注意しなければいけないポイントも書いてます。
結構重要な内容になっているのでぜひ読んでみてください。

(当ブログ管理人はお部屋選びで失敗した経験があるので、皆さんが失敗しないようにお教えします)

  

  

VDSLってなに?

 

VDSLとは、(very high bit rate digital subscriber line)の略語であり、アパートやマンションなどの集合住宅における3つの配線方式の内の1つです。

 

まず、VDSLとは何かをわかりやすく説明するためには、【マンションには3つの配線方式がある】ということを説明しておきます。

具体的にイラストを見てみましょう。

 

このイラストのようにマンションでは電柱から1本の回線(黄色い線)が伸びていて、
その回線はマンションの共有スペースにあるMDF(主配線盤)というところに接続されています。


そのMDFから各部屋までそれぞれ回線(青い線)が伸びているのですが、その伸びている回線には3つの種類があります。


その種類によって配線方式というものが変わるのですが、それがこの記事で言っている【マンションの3つの配線方式】になります。

 

つまりこのイラストでいう青い線の部分がどの種類の回線を使っているかによって配線方式が変わるということですね。

 

青い線の部分が
1.光ファイバー・・・光配線方式
2.電話回線(メタルケーブル)・・・VDSL方式
3.LANケーブル・・・LAN方式

と呼ばれています。

 

 

それぞれの配線方式の特徴

光配線方式

イラストの青い線の部分がすべて光ファイバーと呼ばれる回線で接続されている配線方式を光配線方式と言います。


光配線方式の最大の特徴は、LAN方式やVDSLに比べて速度が速いことです。


光配線方式の導入により最大1Gbpsのインターネット接続を実現しました。

 

もう1つの特徴として、光配線方式であることによってさまざまな事業者が提供しているインターネットでのテレビサービスを受けられます。(ひかりTVやフレッツテレビなど)

 


注意点
・今の時代インターネットが当たり前で、今後1人暮らしや引っ越しなどを考えている方の多くが光配線方式の建物を求めると思います。


その際、賃貸サイトなどを見ると【インターネット完備!】や【光回線対応】などと書いている場合が多いですが、ここは気を付けてください


光回線対応と書いてあっても、それは電柱からMDFまでが光回線になっているだけで、各部屋までは電話回線(VDSL)で接続されている。なんてことはしょっちゅう聞きます。

  

実際に自分も1人暮らしを始めたころはまだ回線に関する知識もない時で、部屋を選ぶ時に【光回線対応】と書いてあるから大丈夫だろうと思っていました。


しかし実際に住んでみて、普段から趣味のオンラインゲームをやっていると回線の遅さに毎日ストレスを感じるようになったのです。


そこでいろいろ調べてみた結果、実はその建物はVDSLだったのです・・・

このような経験から、皆様には同じような間違いをしてほしくないと思っているので、少しでも参考になれば幸いです。

 

実は正直今でもVDSLの建物に住んでいるのですが、ある方法で自分の部屋だけの独占回線を引いていて快適なネットライフを満喫しています!
その回線速度がこちら

  

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VDSL方式

イラストの青い線の部分が電話回線(メタルケーブル)で接続されている配線方式をVDSLと呼びます。

 

VDSLの特徴は、今現在のアパートやマンションでもっとも普及している配線方式であることと、回線工事費用、導入費用が安いということです。

(ここでいう回線工事とは、MDFから各部屋までの配線方式をガラッと変えること)
(ネットの新規契約などでよく出てくる開通工事費用とは別の話です)

 

回線工事費用や導入費用が安いというのは僕たち一般のネット利用ユーザーにはあまり関係ない話ですが、大家さんの立場で考えると大規模工事が必要なくてコストも安く抑えられるのが特徴です。

 

電話用のMDFというのは集合住宅には基本的に備わっている設備でコストも安いことから、当時はVDSLが主流でした。そのため今でもVDSLの普及率は高いのです。

 

近年建築された建物や今後建築される建物はほとんどが光配線方式を採用しているらしいのですが、古めのアパートやマンションなどはVDSL方式の場合がほとんどだと思った方がいいかもしれません。

 

VDSLから光配線方式に変えたいと思っている方、実は配線方式を変えるためには大掛かりな工事や、大家さん・管理会社の許可など結構大変な場合が多いです。
理解のある大家さんでもすぐに対応してもらえるかはわかりません。

 

ただ最近ではNTTが光配線方式の導入に力を入れているため場所によっては変更可能になります。
この場合は、配線を入れ替えるのではなく、設備を追加するという形になりますね。

 

配線方式を変えたいけど実際どうすればいいのか分からない方、個人ではどうにもならない問題なのでまずはNTTに相談してみるのが良いと思います。

 

 

LAN配線

イラストの青い線の部分がLANケーブルで接続されている配線方式をLAN方式と呼びます。

 

LAN方式の特徴は、
・VDSLよりも速いケースが多い。


・集合装置からの距離が遠くなるほど速度が遅くなる。


・賃貸などでインターネットの料金が共益費に含まれている物件がありますが、そのほとんどがLAN方式のケースが多い。

 

ただ、LAN方式の普及率は圧倒的に低く、LAN方式の建物自体ほとんど見ないのであまり気にしなくてもいいのかな?と個人的には思います。

 

 

それぞれの比較表まとめ

 

~3種類の方式比較~

 仕様している
ケーブル
回線速度普及率
光配線方式(光回線)+光回線最大1Gbps低い(拡大中)
VDSL方式(光回線)+電話回線最大100Ⅿbps多い
LAN方式(光回線)+LANケーブル最大100Ⅿbpsかなり低い

 

~それぞれのポイント~

 覚えておくポイント
光配線方式理想的な回線速度を求めるなら
光配線方式であること。
賃貸契約の時に【光回線対応】で安心しないこと。
VDSL方式もっとも普及率が高く
光配線方式への変更がなかなか厳しいこと。
LAN方式普及率が圧倒的に少ない。
共益費にネット料金が含まれる場合は
LAN方式のケースがほとんど。

 

 

 

自宅の配線方式の見分け方

 

 

ここまで3つの方式について解説してきましたが、実際に自分の住んでいるところがどの配線方式なのかしりたいですよね?


そんな場合は管理会社等に問い合わせて聞けば1番確実ではあると思うのですが、今回は自分でも調べることができる方法をお伝えします。

 

まずは回線が接続されているコンセントを見てください。

この画像のように接続されているコンセント部分に【】という文字が書いてある場合は光配線方式になります。

 

接続しているコンセントがこの形をしていた場合はVDSL方式になります

 

 

このようにLANと表示されているところに接続していたら、LAN方式になります。

 

 

まとめ

今回はアパートやマンションの3つの配線方式について解説しましたが、みなさんはどの配線方式でしたか?
この記事の内容を知っておけば今後引っ越しの際には結構役立つ情報になったかと思います。
自分も過去に配線方式で失敗しているので、この内容の記事は出来るだけ早めに書きたいと思っていました。
正直、NTTには「手っ取り早くどんどん光配線方式に変えていっておくれよ・・・」と思ってしまいます。
実際にはなかなかそう簡単にはいかないんですけどね!

皆さんも、引っ越しの際はぜひこの記事の内容を思い出していただけたらと思います。
また、「知り合いが引っ越しを考えてる」などの場合は「このブログでこんなこと言ってたよ~」程度でもいいので、知らせてあげると注意喚起にも役立てると思います!

 

 

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